ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は9月3日、日本国内でPlayStationNetwork(PSN)を利用しているユーザから、「自分のPSNアカウントのウォレットに知らない間にチャージが行われた」「自分のPSNアカウントから知らない間にゲームが購入された形跡がある」「自分のPSNアカウントに登録済のクレジットカードに身に覚えのない請求が来た」といった問い合わせが8月下旬頃より増えていると発表した。同社の現在までの調査では、同社のPSNサーバにセキュリティホール等は見つかっておらず、現時点では、ごく一部のユーザのメールアドレスや場合によってはパスワードなどの情報が何らかの形で第三者に取得され、第三者がユーザになりすましてPSN上で不正利用を行った可能性が高いものと推察している。同社では引き続き調査を行っていくとしているが、ユーザに対して定期的なパスワードの変更を実施するほか、PSNアカウント情報を他人に知らせないよう注意する、PCがウイルスに感染していないかチェックする、PSNアカウントのチャージ履歴・購入履歴を確認するなどの対応を勧めている。http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20100903_psn.html