2008年4-6月期のフィッシング動向などをまとめた4半期レポートを発表(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

2008年4-6月期のフィッシング動向などをまとめた4半期レポートを発表(フィッシング対策協議会)

 フィッシング対策協議会は10月23日、2008年4-6月期におけるフィッシングに関する動向や同協議会の活動をまとめた4半期レポート(2008年4月〜6月)を公開した。

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 フィッシング対策協議会は10月23日、2008年4-6月期におけるフィッシングに関する動向や同協議会の活動をまとめた4半期レポート(2008年4月〜6月)を公開した。

 報告によると、国内でのフィッシングサイトの報告件数は、2007年10〜12月が最高(54件)を示し、2008年1〜3月では34件になり、4〜6月期は6件と大幅に減少している。内訳を見ると、国内の事業者ブランドをかたったフィッシング報告が4月は1件、6月は3件あった。

 4月に報告されたフィッシング事例は「Yahoo! JAPAN」を騙るもので、1月度を除いて昨年の11月度から続けて報告されていたもの。これら一連のフィッシングは毎回同じ手口で行われており、メールの形式や文面、偽サイトのコンテンツなどはほぼ同じものが使用されているとのこと。一方6月の事例3件はキャッシング詐欺の疑いのあるものだった。この他、「Bank of America」「PayPAl」「Google AdWords」など、海外事業者ブランドを騙ったフィッシングも報告されている。

 活動報告では、ネット犯罪対策を討議する国際カンファレンスを5月末に開催したことや、協議会のWebサイトを6月24日よりリニューアルし、掲載内容の充実と更新頻度の向上を図っていることなどを報告している。

http://www.antiphishing.jp/0846.pdf
《ScanNetSecurity》

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