フィッシング詐欺に関するユーザー調査の結果を公表、約25%がメール経験(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

フィッシング詐欺に関するユーザー調査の結果を公表、約25%がメール経験(フィッシング対策協議会)

 フィッシング対策協議会は7月30日、2月にインターネット利用者を対象とした「フィッシングに関するユーザ意識調査」を実施し、その調査結果をまとめサイトで公表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
 フィッシング対策協議会は7月30日、2月にインターネット利用者を対象とした「フィッシングに関するユーザ意識調査」を実施し、その調査結果をまとめサイトで公表した。

 今回で2回目となる同調査によると、フィッシング詐欺の手口は全体で87.1%の人に知られており、昨年度(81.2%)より認知度が向上したが、女性および10代の認知度が低いという傾向は昨年と同様だった。手口を知っている人のうち、フィッシング対策について普段気をつけていることが「ある」人は全体の46.3%。一方、普段気をつけていることが「ない」人も40.8%と、かなりいることが分かった。また、フィッシングの被害経験者は1.4%で、そのうち80.0%がIDなど個人識別情報を詐取され、46.7%が金銭的被害を受けたと回答している。

 PCでフィッシングメールを受け取ったと認識している人は全体で24.8%と、昨年度(14.8%)に比べ増加。また、携帯電話でフィッシングメールを受け取ったと認識しているのは、全体で11.4%だった。対策として「行っている」「知っている」「実行しようと思う」ものは、ともに「見知らぬアドレスからのメールは開かない」が一番多く、その次に「セキュリティ対策ソフト(フィッシング専用対策ソフトを含む)の導入」が続いている。

http://www.antiphishing.jp/2008/07/2008-1.html
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×