フィッシング対策協議会は6月20日、2008年1月〜3月のフィッシングに関する動向やフィッシング対策協議会の活動をまとめた「フィッシング対策協議会4半期レポート(2008年1月−2008年3月)」を公開した。レポートによると、海外のフィッシング報告件数は、1月が29,284件で、昨年12月(25,683件)より増加。昨年9月から続いていた減少傾向はここにきてストップし、一気に3万件弱まで跳ね上がった。また、国内では、1〜3月期は34件と、10〜12月期の54件より大きく減少しているものの、個々の事例を見みてみるとかなり変化に富んでいると指摘している。例えば 大手SNSサイト「mixi」に類似する名称(mixii)をかたりサイトに誘導するメールが出回り、本家ミクシィでも1月末頃より注意喚起が行われている。また2月には、NTTドコモや同社のインフォメーションセンターをかたる事例や、ISPのniftyをかたるフィッシングが発生。3月にはネットバンキングのイーバンク、ゆうちょ銀行を狙った事例が確認されるなど、国内の多様な業種においてフィッシング事象が確認された。同協議会では、フィッシング詐欺の手口は、銀行やクレジットカード会社など金融機関に関わらず、様々な業種に応用することができるとして、注意を払うとともに、より一般的な啓発活動を行う必要があるとまとめている。http://www.antiphishing.jp/news/000071.html