株式会社富士キメラ総研は8月、国内ネットワークセキュリティ市場調査を実施し、その結果を報告書「2006 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」にまとめて発表した。調査期間は2006年5月〜7月。調査方法は、調査対象・関連企業に対してのヒアリング取材及び同社社内データベースの活用による調査・分析。それによると、ネットワークセキュリティサービス/製品(サービス:11品目、セキュリティ機器/ツール:10分野)の国内市場規模は、2005年度実績で3,278億円であり、内訳はセキュリティサービスが917億円、セキュリティツール/機器が2,361億円となっている。また、2010年度にはこのサービス/機器ともに成長し、全体市場は2005年度の2.3倍の7,592億円になると予測している。特にサービスは、今後の日本版SOX法対応、内部統制強化の観点からも継続的な利用が見込まれ、2005年度の917億円から2010年度は3,350億円(2005年度の3.7倍)の高成長を遂げると同社では分析している。報告書はA4判367頁。頒布価格は101,850円。同社サイトから申し込み可能。http://www.fcr.co.jp/pr/pr06_18.htm