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2018.01.18(木)

ニュージャージー州の上院議員、インターネット上のプライバシーに関する法案を作成

国際 海外情報

 Robert Torricelli上院議員(共和党、ニュージャージー州選出)の提案した新法案が議会で可決された場合、インターネット・ユーザは個人情報に関する使用法およびネット上での収集法について最終的な選択権を手にすることができる。
 法案はまだ発表されていないが、Torricelli上院議員の広報担当者が先週(1月の最終週)Newsbyteに語った。
 同上院議員は1月20日に同僚議員に宛てた書簡の中で、オンライン企業はネチズン(訳注*)の知らぬところで彼らの個人情報を密かに収集することができる。そして企業は顧客の同意なしにその情報を様々な方法で使用することが可能だと警告した。
 Torricelli上院議員の法案は、顧客の個人情報を使用する際は事前に許可を求めることをウェブサイトに義務づけるものだ。さらに同法案は、企業がウェブサイトを訪れた人の動向をクッキーを使用して追跡する際は公表することを企業に要求している。
 さらに書簡には次のような事が記載されていた。
 “個人のプライバシーに対する米国人の懸念は、インターネットの使用および電子商取引の普及と共に急速に高まっている。多数のインターネット・ユーザが本やレコードそして食品までもオンラインで購入できる便利さを享受しているが、殆どの人はインターネットの使用が個々のプライバシーを危険にさらしている事実に気づいていない。 

 問題は、多くのウェブサイトがプライバシー指針を公表していないことにある。サイト側はインターネット・ユーザが使用するブラウザのソフトウェア・タグを利用して顧客が訪れたサイト、頻度そして滞在時間を記録する。情報の漏洩を防ぐ唯一の方法は自主的管理と呼ばれるやり方で、そのサイトの企業に連絡を取り、個人情報を漏らさぬよう明確に要求することだ。しかし、多くのインターネット・ユーザは自主的管理の方法について知識がないばかりかソフトウェア・タグに関する知識も乏しい。故に、この苛立たしく混乱しがちな手法は滅多に使用されることはない。
 個人情報の安全性を保証するため、議会はプライバシー問題の一環としてこの案件に取り組む必要がある。個人的情報が共有される現状を消費者の自主的管理で阻止するのではなく、企業が消費者と連絡を取る義務を負い、個人情報の公開に関する選択権を消費者に委ねるべきだ。”
とその書簡は結ばれていた。

*:ネット(net)と市民(citizen)の合成語でネットワーク市民を意味する。

《ScanNetSecurity》

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