2024年7月のBlack Hat USA / DEF CON | ScanNetSecurity
2025.03.20(木)

2024年7月のBlack Hat USA / DEF CON

2019年8月にラスベガスで開催された世界最大級のサイバーセキュリティ国際会議 Black Hat USA 2019 の現地取材レポートをお届けします

Black Hat USA 2019CLOSE▲

Black Hat USA 2018 OPEN▼

Black Hat USA 2015 / DEF CON 23OPEN▼

Black Hat USA 2014 / DEF CON 22OPEN▼

クリスマスの逮捕劇 ~ 米司法と FBI が DDoS を有罪にするプロセス 画像
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中尾 真二( Shinji Nakao )
中尾 真二( Shinji Nakao )

クリスマスの逮捕劇 ~ 米司法と FBI が DDoS を有罪にするプロセス

 摘発し 4 名を逮捕できた。だが、これでめでたし、というわけではなかった。逮捕された 4 人のうちひとりマシュー・ガットレルが裁判官ではなく一般市民(陪審員)に当局の主張を認めさせるという戦略にでた。実は DDoS 攻撃そのものを禁止する法律はなく、マシューはこれを根拠に犯罪を立証できないことを狙った。

本誌 ScanNetSecurity、Black Hat USA 2024 のプレス登録に落選 画像
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高橋 潤哉( Junya Takahashi )
高橋 潤哉( Junya Takahashi )

本誌 ScanNetSecurity、Black Hat USA 2024 のプレス登録に落選PR

 衝撃的事態に見舞われた ScanNetSecurity 編集部では早くも、「担当の窓口が今年から変わったので認知度が低い媒体は軒並み落とされているのかもしれない」「いやいや、そもそも日本という国が国際社会でプレゼンスを落としている証左なのかもしれない」などなど、日頃の自分たちの仕事を振り返るといった殊勝な行動とは 180 度逆の、積極的に原因および責任を自分以外の第三者に転嫁して現実から目を背ける発言および行動を取り始めてもいた。

開発元にソフトウェアの製造責任を負わせるのは合理的? 画像
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中尾 真二( Shinji Nakao )
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開発元にソフトウェアの製造責任を負わせるのは合理的?

 2016 年以降のエンドポイント製品では、セキュリティ保証に動きが見られる。ガートナーの評価データでも、上位に入るベンダーが 100 万ドル規模のセキュリティ保証を導入しはじめている。Sophos、SentinelOne、CrowdStrike 、Cybereason などがそれだ。

被告:CISO ~ 実例で考える CISO が訴訟されるリスク 画像
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中尾 真二( Shinji Nakao )
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被告:CISO ~ 実例で考える CISO が訴訟されるリスク

 Uber はサイバー攻撃の事実を認識しながらそれを公表せず、バグバウンティプログラムで処理しようとした。サイバー攻撃事案では SEC や監督省庁への報告義務がある。陪審員はこれらの点などを重大としてサリバン氏を有罪とした。裁判では、Uber 従業員、サリバン氏の部下だけでなく、攻撃を行ったハッカーが証言台に立ち証言を行った。バグバウンティプログラムの賞金と引き換えに、攻撃やデータの秘匿など特別な NDA を交わしたとされる。

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    「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
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