株式会社繋は8月27日、同社が運営するコーポレートサイト( https://tsng.co.jp/ )への不正アクセスについて発表した。
これは6月29日に、当該サイトで異常を確認したため公開を停止し、調査および証拠保全等の対応を開始し、その後、外部専門機関による調査を行った結果、管理者権限を持つアカウントが第三者によって不正に作成され、サーバ上にバックドア等の不正プログラムが設置されていたことが判明したというもの。
同社によると、これらの不正操作で当該サイトおよびそのデータベースに保存されていた情報を、第三者が技術的に閲覧・取得可能な状態にあったことを確認している。なお、当該情報が実際に外部へ持ち出されたことを直接示す記録や証跡は確認されていないが、調査に利用できる記録(ログ)が限定されていること等から、情報が外部へ漏えいした可能性を完全に否定することはできないとの結論に至ったという。
漏えいした可能性があるのは、下記の期間に当該サイトのメール送信ログ等に保持されていた、問い合わせフォームへの投稿に含まれる157件の個人情報(氏名、メールアドレス、住所、電話番号)。
2024年3月6日~3月19日
2024年4月17日~4月30日
2024年6月15日~6月28日
2024年11月1日~11月14日
2025年12月1日~12月14日
2025年12月26日~2026年1月8日
2026年5月30日~6月29日
同社では対象者のうち、同社が保有する情報から本人への通知が合理的かつ適切に到達すると判断できる連絡先を確認できた人に順次、個別に連絡を行っている。
同社では本件の発覚後に、下記の対応を実施している。
当該サイトの公開停止と証拠保全
外部専門機関による調査
既存のWordPress環境およびデータベースを再利用せず、新たな環境を構築したうえで必要なコンテンツのみを移行
管理者アカウントの認証情報の変更
WordPress本体およびプラグインの自動更新設定
WAF(Web Application Firewall)の変更・強化
問い合わせ情報等の個人情報をWebサイト環境内に保存しない構成への変更
個人情報保護委員会への報告
警察への通報
同社によると本件の影響で、検索エンジンの検索結果に、同社とは無関係な内容が同社サイトの情報として表示される事象があるが、必要な対応方法の調査を進めている。
同社では今後、セキュリティ対策の継続的な見直し・改善を行い、再発防止に努めるとのこと。





