Googleが経営破綻した航空会社のデータをAIのために購入 ~ メール1億件 Teamsレコード5億件 OneDriveファイル1,700万件 SharePointデータ2,050万件 カスタマーサービス通話録音3,000万件 カスタマーサービスチャット記録1,500万件:支払額15億円 | ScanNetSecurity
2026.08.31(月)

Googleが経営破綻した航空会社のデータをAIのために購入 ~ メール1億件 Teamsレコード5億件 OneDriveファイル1,700万件 SharePointデータ2,050万件 カスタマーサービス通話録音3,000万件 カスタマーサービスチャット記録1,500万件:支払額15億円

 英国情報コミッショナー事務所( ICO )は、2022年に発生した、2 段階にわたって行われたデータ侵害事件により最大 160 万人の英国ユーザー情報が漏洩したとして、LastPass に対し 120 万ポンド(約 2 億 4,000 万円)の罰金支払いを命じた。

国際
(イメージ画像)

 Google が経営破綻した米格安航空会社スピリット・エアラインズのデータの一部を取得した。

 スピリット社は 2020 年、新型コロナウイルスの直撃を受けて経営が大きく揺らぎ、以降赤字が続いていた。財務状況は一度も持ち直すことなく、2026 年 5 月、同社は永久運航停止に追い込まれた。

 同社は清算手続きに入り、負債の一部返済に充てる資金を確保するため、保有資産のオークションを行っている。

 先週提出された裁判所文書( PDF )によれば、売却対象の資産の一つが、匿名化された膨大なデータ群であることが明らかになった。Google はこのデータ群に入札し、わずか 1,000万ドル(約 15 億円)で落札した(ただし裁判所の承認待ち)。

 15 億円で Google が手に入れたのは、1 億件のメール、Microsoft Teams の 5 億件のレコード、OneDrive のファイル 1,700 万件、SharePoint の 2,050 万件のデータである。同社はさらに、カスタマーサービスの通話録音 3,000 万件超とカスタマーサービスのチャット記録 1,500 万件超も手に入れた。

 このデータ群には他にも、ServiceNow のチケット 60 万件、Oracle のマーケティングアプリケーション「Responsys」由来の有効なメールアドレス 1,370 万件、機内 Wi-Fi サービスの販売履歴 1,100 万件分の詳細が含まれる。

《The Register誌特約記事》

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