株式会社テーオーシーは12月19日、12月8日に公表した同社ネットワークへの不正アクセスについて、続報を発表した。
同社では12月4日に、同社ネットワークへの第三者からの不正アクセスを確認しており、外部の専門家と連携し、インシデントの範囲調査、復旧措置の実施、影響を受けた情報の確認を進めていた。
同社では、本件が害意ある第三者によるサイバー攻撃であり、犯人が同社の特定のサーバにアクセスし、保存されているファイルの一部を暗号化したことを確認している。
なお同社では不正アクセスの結果、一時的に社内システムで障害が発生し、業務が一部停止するな
どの影響が生じていたが、現在は社内システムは概ね正常に復旧済みで、同社の業務は正常に回復している。
同社では警察等の関係機関への相談を開始するとともに、外部の専門家の支援を受けながら、データの外部流出の有無等を含めた詳細の調査と再発防止策の検討を進めるとのこと。


