TAC、2014年7月下旬から2025年11月中旬までの期間 個人情報が含まれるCSVファイルが閲覧可能な状態に | ScanNetSecurity
2025.12.15(月)

TAC、2014年7月下旬から2025年11月中旬までの期間 個人情報が含まれるCSVファイルが閲覧可能な状態に

 TAC株式会社は12月4日、個人情報の漏えいについて発表した。

インシデント・事故
トップページ
  • トップページ
  • リリース(個人情報の漏えいに関するお詫びとご報告)
  • リリース(発生原因)

 TAC株式会社は12月4日、個人情報の漏えいについて発表した。

 これは2014年7月下旬から2025年11月中旬までの期間、個人情報が含まれるCSVファイルがインターネット上で閲覧できる状態となっていたというもので、顧客が自身の名前をインターネットで検索した際に当該CSVファイルが表示されたことで発覚した。

 同社では、通常の業務フローとは異なる一時的な取り扱いを行った際に作業ミスがあり、担当者・責任者ともに作業・保管状況の確認を十分に行わなかったことが原因としている。

 漏えいしたのは、2013年度税理士試験の合否結果調査に基づく最大1,315人分の下記の項目。なお、受験科目・合格科目などの科目名は、容易に判別できないよう暗号化している。

氏名、住所(一部351人分)、TAC会員番号、TAC受講地区・受講講師・受講科目、2013年度税理士試験の受験会場・受験番号・受験科目・合格科目、報告コメント、過去の合格科目などの実績、今後の受験予定科目

 同社では各業務フローの見直しを行い、業務フローに沿った運用と確認作業を徹底させることで、再発防止に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×