バッファロー製 Wi-Fi ルータ WXR9300BE6P シリーズにパストラバーサルの脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

バッファロー製 Wi-Fi ルータ WXR9300BE6P シリーズにパストラバーサルの脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月15日、バッファロー製Wi-FiルータWXR9300BE6Pシリーズにおけるパストラバーサルの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月15日、バッファロー製Wi-FiルータWXR9300BE6Pシリーズにおけるパストラバーサルの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

WXR9300BE6Pシリーズ ファームウェア Ver.1.10より前のバージョン

 株式会社バッファローが提供するWi-FiルータWXR9300BE6Pシリーズには、パストラバーサルの脆弱性(CVE-2025-61941)が存在し、当該製品の設定画面にログインした管理者ユーザーによって、任意のファイルを改ざんされる可能性があり、さらに、ファイルの改ざんを通じて任意のOSコマンドを実行される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×