アイ・オー・データ製無線 LAN ルータに複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.12.06(土)

アイ・オー・データ製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月17日、アイ・オー・データ製無線LANルータにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月17日、アイ・オー・データ製無線LANルータにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

WN-7D36QR ファームウェアVer.1.1.3およびそれ以前
WN-7D36QR/UE ファームウェアVer.1.1.3およびそれ以前

 株式会社アイ・オー・データ機器が提供する無線LANルータには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・ドキュメント化されていないデバッグ機能を有効化される問題(CVE-2025-55075)
→認証済みの第三者によってSSHを有効化される

・OSコマンドインジェクション(CVE-2025-58116)
→認証済みの第三者によって任意のOSコマンドを実行される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、これらの脆弱性は、「WN-7D36QR」および「WN-7D36QR/UE ファームウェアVer.2.1.3」で修正されている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×