Nimesa Backup and Recovery に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.12.06(土)

Nimesa Backup and Recovery に複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月7日、Nimesa Backup and Recoveryにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月7日、Nimesa Backup and Recoveryにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の川根健太郎氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2025-48501
Nimesa Backup and Recovery v2.3
Nimesa Backup and Recovery v2.4

・CVE-2025-53473
Nimesa Backup and Recovery v3.0.2025062305より前のバージョン
Nimesa Backup and Recovery v2.3
Nimesa Backup and Recovery v2.4
※影響を受けるバージョンは既にサポートが終了している

 Nimesaが提供するNimesa Backup and Recoveryには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・OSコマンドインジェクション(CVE-2025-48501)
→当該製品が動作しているサーバ上で任意のOSコマンドを実行される

・サーバサイドリクエストフォージェリ(CVE-2025-53473)
→内部サーバへ意図しないリクエストを送信される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×