三割超え ~ 10,645 社の 32 %が過去サイバー攻撃を受けていたことが判明 帝国データバンク調査 | ScanNetSecurity
2025.12.05(金)

三割超え ~ 10,645 社の 32 %が過去サイバー攻撃を受けていたことが判明 帝国データバンク調査

 株式会社帝国データバンクは6月19日、「サイバー攻撃に関する実態調査(2025年)」の結果を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン
(イメージ画像)
  • (イメージ画像)
  • サイバー攻撃の有無
  • 「規模別」「業界別」サイバー攻撃の経験割合
  • 「規模別」1年以内のサイバー攻撃の経験割合
  • 三割超え ~ 10,645 社の 32 %が過去サイバー攻撃を受けていたことが判明 帝国データバンク調査

 株式会社帝国データバンクは6月19日、「サイバー攻撃に関する実態調査(2025年)」の結果を発表した。

 同調査は5月19日から5月31日に、全国2万6,389社を対象にインターネット調査を実施し、1万645社から得た有効回答を結果をまとめたもの。

 同調査で、過去にサイバー攻撃を受けたことがあるか尋ねたところ、受けた(可能性がある場合も含む)ことが「ある」回答した企業の割合は32.0%で、過去に受けたことが「ない」企業は52.4%、「分からない」企業は15.6%であった。

 規模別で見た場合、「大企業」が41.9%、「中小企業」が30.3%、うち「小規模企業」が28.1%で、「大企業」のサイバー攻撃を受けている割合が全体より約10ポイント高い結果となった。

 サイバー攻撃を「1ヶ月以内に受けた(可能性がある場合も含む)」企業は全体で6.7%で、「中小企業」は6.9%、うち「小規模企業」は7.9%であった。「1ヶ月以内に受けた(可能性がある場合も含む)」と回答した「中小企業」と「小規模企業」の割合は「1年以内の他の期間に受けた」とする回答より高く、足元で中小企業のサイバー攻撃に対するリスクが急速に高まっていると指摘している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×