DMARC、不可逆バックアップ、サイバー保険ほか ~ 駒澤大学 セキュリティ強化 具体項目発表 | ScanNetSecurity
2025.12.05(金)

DMARC、不可逆バックアップ、サイバー保険ほか ~ 駒澤大学 セキュリティ強化 具体項目発表

 駒澤大学は4月25日、情報セキュリティ強化に関する具体的実施項目を公表した。

製品・サービス・業界動向

 駒澤大学は4月25日、情報セキュリティ強化に関する具体的実施項目を公表した。

 セキュリティ強化は「迷惑メール対策」「ランサムウェア対策」「サイバー保険加入」の大きく3項目に分かれ、迷惑メール対策では、DMARC、DKIM等の技術を活用し、より高度なフィルタリングを実施するという。ランサムウェア対策は、不可逆的なバックアップシステムや感染経路を特定するソリューションの導入を検討しているという。サイバー保険は加入済みであり、損害賠償責任や復旧費用などをカバーし、事業継続の支援にあてるという。

 東海大学は4月17日に不正アクセスを受けランサムウェアに感染したと発表している。複数の Web サイトやメールなどのシステムが利用できない状況となっており学生や教職員、そして大学運営に重大な影響が及んでいる。個人情報を扱うWebサービスや、金融や決済サービスと同様に、今後大学にも適切なセキュリティ対策がこれまで以上に求められる。

《ScanNetSecurity》
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×