独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月10日、TP-Link製Deco BE65 ProにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏と神野亮氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
Deco BE65 Pro「Deco BE65 Pro(JP)_V1_1.1.2 Build 20250123」より前のファームウェア
TP-LINKが提供するDeco BE65 ProにはOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在し、当該機器にログイン可能なユーザにより任意のOSコマンドを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版にアップデートするよう呼びかけている。