警察庁は2月12日、ロシア人ランサムウェア被疑者4名の検挙について発表した。
ユーロポールでは、世界各国の企業等にランサムウェア被害を与えたなどとして、ランサムウェア攻撃グループ8Baseを主導していたとみられるロシア人被疑者4名を外国捜査機関が検挙するとともに、関連犯罪インフラのテイクダウンを行った旨をプレスリリースしていた。
同プレスリリースでは、関係各国で関連するランサムウェア事案の捜査を行っており、日本警察を含む外国捜査機関等の国際協力が言及されている。
関東管区警察局サイバー特別捜査部と各都道府県警察では、日本で発生したランサムウェア事案について、外国捜査機関等と連携して捜査を推進しており、捜査で得られた情報を外国捜査機関等に提供している。
警察庁では引き続き、サイバー空間における安全・安心の確保を図るために、サイバー事案の厳正な取り締まりや実態解明、外国捜査機関等との連携を推進するとのこと。