日本郵船グループの株式会社MTIは10月21日、同社サーバへの第三者からの不正アクセスについて発表した。
これは8月25日に、同社のサーバ上のファイルへのアクセスが不可能となっていることを確認したため、同社のシステム構築とシステム運営を委託しているベンダーに緊急対応を依頼するとともに、外部専門業者による調査を行った結果、2024年8月22日から8月25日にかけて、何らかの方法で認証情報を窃取した第三者が同社サーバに不正アクセスした上でランサムウェアを実行し、ファイルの暗号化を行ったことが判明したというもの。不正アクセスによって、同社および同社取引先の社員等の情報が漏えいした可能性も判明している。