株式会社クリーマは9月20日、送信元が同社ドメインとなった不審メールへの注意喚起を発表した。
同社では現在、企業や官庁を装い送信元が同社のドメイン「@creema.jp」となったフィッシング詐欺目的の不審メールの急増を確認している。不審メールは同社及び同社が運営するハンドメイド作品の販売サイト「Creema」の会員登録の有無と関係なく、無差別に配信されているという。
同社で確認している事例は下記の通り。
・事例1
メール差出人:ヤマト運輸株式会社
内容:荷物の受け取り日時や場所の指定の案内
・事例2
メール差出人:東京電力エナジーパートナー株式会社
内容:未払いの電気料金についての案内
・事例3
メール差出人:イオンフィナンシャルサービス
内容:顧客情報更新のお願い
・事例4
メール差出人:MasterCard
内容:MasterCard カードのアカウント異常通知
・事例5
メール差出人:Amazon
内容1:プライム会員様への重要なお知らせ
内容2:Amazonアカウントのセキュリティ通知
・事例6
メール差出人:株式会社三井住友銀行
内容:【三井住友】SMBCカードアカウントの再認証
・事例7
メール差出人:ETCマイレージサービス事務局
内容1:お支払い方法が受け付けられなかったため再支払の依頼
内容2:重要なお知らせ
・事例8
メール差出人:セゾンカード
内容:二段階認証の導入についてのお知らせ
・事例9
メール差出人:e-tax税務署
内容:所得税と滞納金の未納金のお知らせ
・事例10
メール差出人:PayPay
内容:5000円分のPayPayボーナスとお得なキャンペーン情報
・事例11
メール差出人:メルカリ
内容:抽選資格を得た旨のお知らせ
・事例12
メール差出人:ろうきんダイレクト
内容:労働金庫における一時的なご利用制限のお知らせ
・事例13
メール差出人:労働金庫
内容:お客様の直近の取引における重要な確認について
・事例14
メール差出人:アメリカン・エキスプレス
内容:アメックスのポイントを受け取って、「メンバーシップ・リワード」のご案内
・事例15
メール差出人:株式会社ジェーシービー
内容:JCBカードのロックに関するご注意
・事例16
メール差出人:PayPay銀行
内容:Visaデビットカード番号制限のお知らせ
・事例17
メール差出人:SBI新生銀行
内容:キャンペーンによるポイントプレゼントのお知らせ
・事例18
メール差出人:東武カード
内容:東武百貨店 池袋店からのお知らせ
・事例19
メール差出人:楽天カード
内容:カードご請求金額のご案内
・事例20
メール差出人:JRE POINT事務局
内容:JRE POINTを獲得できる期間限定キャンペーンのお知らせ
なお同社では、顧客のメールアドレス等の個人情報を漏えいした事実はなく、同社側でとれるシステム対策は実行済みで、顧問弁護士や警察、関連団体と連携し、社内で緊急対策室を発足して事態の収束に向けて取り組んでいる。