フォーティネット、不正侵入者にクラウド上の顧客データ盗まれたことを公表 | ScanNetSecurity
2025.02.28(金)

フォーティネット、不正侵入者にクラウド上の顧客データ盗まれたことを公表

 木曜の朝、「フォーティビッチ(Fortibitch)」を名乗る何者かがダークウェブのあるフォーラムに投稿し、440 GB もの Azure SharePoint ファイルをダウンロードできるようにした。この何者かは、データを流出させない代わりに身代金を支払うことをフォーティネットに提案したと主張したが、同社は支払いを拒否したと述べている。

国際
Notice of Recent Security Incident(https://www.fortinet.com/blog/business-and-technology/notice-of-recent-security-incident)

 フォーティネットが、クラウドにホストされている顧客データに悪意ある第三者がアクセスしたことを公表した。しかし、アクセスされたのは「限定的な数」のファイルだったと主張している。問題は、「限定的」とはどの程度限定的なのかということだ。

 「何者かが、フォーティネットのインスタンス(サードパーティが運営するクラウドベースの共有ファイルドライブ)に保存されている限られた数のファイルに不正にアクセスしました。その中には、フォーティネットの顧客のうち少数(0.3 % 未満)に関連する限定的なデータが含まれていました」と、この大手セキュリティ企業はブログの投稿記事で発表した


《The Register》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×