株式会社山陰合同銀行は6月6日、5月28日に公表した同行の委託先でのウイルス感染について、続報を発表した
同行では5月27日に、同行が各種案内帳票の作成・発送業務を委託している会社のパソコンでウイルス感染が確認されており、5月28日以降、同行の案内帳票の郵送や電子帳票交付サービスへの掲載が出来なくなっていた。
同行によると6月5日に、委託先の調査で同行の顧客4名の個人情報(氏名および住所)流出の可能性があるとの報告を受けたとのこと。
同行では既に、該当の顧客に連絡するなどの対応を進めている。
また同行では、外部委託先で同行委託業務を行うネットワーク環境の安全性が確認されたため、6月6日以降に通常の取り扱いを再開しているが、最大で3日の遅れが生じるとのこと。
なお、同行では委託先の社名について、捜査機関との協議中であり非開示としているが、顧客の口座の「取引目的」等を再度確認する業務の一部を株式会社イセトーおよび株式会社電算に委託している旨を同社ウェブサイトで公開している。