新日本製薬株式会社は7月5日、6月6日に公表した同社サーバへの不正アクセスについて、第2報を発表した。
同社では6月4日に、同社サーバに保管されていた業務関連データ等の一部が暗号化されるなどのランサムウェアによる攻撃があり、対策本部を設置した上で、社内システムの一部をサーバから切り離し、外部専門家や弁護士、警察等と連携の上で影響範囲の調査と復旧への対応を進めていた。
同社によると、現時点で同社サーバに保管されていた業務関連データの外部への漏えいは確認されていないとのこと。
同社では第三者の侵入経路と今回の不正アクセスで影響のあったサーバ等の特定を完了しており、これらへの再発防止策を実施している。
なお、同社の事業に関わる全ての業務は通常通り稼働している。
同社では引き続き、対策本部のもとで被害の全容解明と再発防止に取り組むとのこと。