64%の企業でPPAP採用、対策ページ開設 | ScanNetSecurity
2024.04.28(日)

64%の企業でPPAP採用、対策ページ開設

 株式会社ターン・アンド・フロンティアは10月23日、情報漏えい対策に適したデータ共有方法を伝える PPAP対策ページの開設を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー

 株式会社ターン・アンド・フロンティアは10月23日、情報漏えい対策に適したデータ共有方法を伝える PPAP対策ページの開設を発表した。

 PPAPは、暗号化したパスワード付きzipファイルをメール添付し、その後解凍用パスワードを別メールで送信するセキュリティ対策で、企業間のセキュリティ対策手段として浸透していたが、現在では情報漏えいリスクがあると指摘され、PPAPを禁止する企業が増えている。

 政府でも2020年11月に、PPAP廃止の方針を打ち出し、少しずつデータ共有方法の見直しが行われているが、2022年6月に行われた「日本国内におけるメールセキュリティに関する実態把握」によると、国内で従業員数が1,000人以上の企業および公共団体344社のうち、64%にあたる219社でPPAPを採用していると回答、「取引先との間で習慣化している」という理由で引き続き利用している企業が多くある。

 PPAP対策ページでは、既存の3つのPPAP対策を比較し、各対策のメリット・デメリットを解説している。その他 Google ドライブのメリット・デメリットなどの情報を記載している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×