独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月23日、Rakuten WiFi Pocket における認証不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。スズキ株式会社の佐藤信弥氏と株式会社ラックの大熊陽氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
Rakuten WiFi Pocket すべてのバージョン
※Rakuten WiFi Pocket 2B および Rakuten WiFi Pocket 2C は本脆弱性の影響を受けない。
楽天モバイル株式会社が提供するモバイルルータ Rakuten WiFi Pocket の管理画面には、認証不備の脆弱性が存在し、当該製品にアクセス可能な攻撃者によって管理画面に不正にログインされ、機微な情報を閲覧されたり、端末の設定を変更される可能性がある。
当該製品のサポートは終了しており、修正アップデートが提供される予定はなく、開発者は代替製品への移行を推奨している。