株式会社ノースグリッドは7月20日、同社のオンラインストレージアプリケーションソフト Proselfにおけるリモートコード実行のゼロデイ脆弱性について発表した。
影響を受けるシステムは、同社が現在リリースしているProself 全てのバージョン。
同社では既に、本脆弱性の悪用を確認しており、悪用されている環境では下記の設定が書き換えられていることが判明している。
Proself管理画面 > システム設定 > システム > ウイルススキャン設定
※脆弱性が悪用されている環境の場合、「使用する」が"ON"、「ウイルススキャンのコマンドライン」が未設定であったにもかかわらず設定がされている、元々設定していた内容と異なる内容が設定されている
本脆弱性は、下記ファイルをProselfとは関係のない場所に移動または削除することで暫定的に回避が可能となり、同社では実施を呼びかけている。
Proselfインストールフォルダ/webapps/proself/WEB-INF/xml/process/external/admin 配下の以下2ファイル
downloadhistory.xml
setclustermyid.xml
同社では、本脆弱性に対応した次期バージョンの今月中のリリースを目標としているとのこと。