独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月18日、報告書(XBRL)作成ツールにおける XML 外部実体参照 (XXE) に関する脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。日本電気株式会社の外山拓氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
報告書(XBRL)作成ツール バージョン7.0 およびそれ以前
金融庁が提供する報告書(XBRL)作成ツールには、XML 外部実体参照 (XXE) に関する脆弱性が存在し、細工された XBRL 形式ファイルを当該製品に読み込ませることにより、システム内の任意のファイルを読み取られる可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。