「メール誤送信で損害賠償請求された」4.9 % | ScanNetSecurity
2024.05.16(木)

「メール誤送信で損害賠償請求された」4.9 %

 サイバーソリューションズ株式会社は6月29日、「メール誤送信の実態調査レポート」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン
メール誤送信による対応について
  • メール誤送信による対応について
  • 誤送信メールを送った経験
  • 誤送信メールを受け取った経験

 サイバーソリューションズ株式会社は6月29日、「メール誤送信の実態調査レポート」を発表した。

 同レポートは、1月に全国の従業員300名以上の企業の社員1,063名を対象に、企業のメールセキュリティへの取り組みに関するアンケート調査を実施した結果をまとめたもの。

 同レポートによると、誤送信メールを送った経験について、「別の人に送った」のは25.9%、「別の情報を送った」のは10.0%であった。

 誤送信メールを受け取った経験については、「別の人宛てのメールが届いた」が31.0%、「別の情報が届いた」のは11.3%であった。

 メール誤送信により「相手からクレームを受けた」のは16.2%、「損害賠償請求された」経験も4.9%あった。同レポートでは、メール誤送信は重大な問題となる可能性があり、リスクを過小評価すべきではないとコメントしている。

 「システム上の電子メールの誤送信対策を導入している」企業は71.5%と7割を超える一方で、導入していない企業は28.5%であった。

《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

調査・レポート・白書・ガイドライン アクセスランキング

  1. 脆弱な DMARC セキュリティ・ポリシーを悪用、北朝鮮スピアフィッシング詐欺

    脆弱な DMARC セキュリティ・ポリシーを悪用、北朝鮮スピアフィッシング詐欺

  2. SNS上で誹謗中傷を受けた経験が「ある」12.0%(日本財団)

    SNS上で誹謗中傷を受けた経験が「ある」12.0%(日本財団)

  3. フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

    フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

  4. IT資産の脆弱性管理、「Tenable.io」による自動化について解説

  5. NISTサイバーセキュリティフレームワーク V2.0 の変更点は? NTTデータ先端技術解説

  6. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

  7. 社員のセキュリティ意欲高める施策とは? 罰則は逆効果 ~ プルーフポイント「2024 State of the Phish」日本語版公表

  8. サイバーセキュリティ人材、女性の平均給与は男性と約80万円差 ~ ISC2 調査

  9. テレグラムボット使用しChatGPTの制限回避、悪意あるメールやコード作成

  10. 7月のフィッシング報告状況、「.cn ドメイン」のフィッシングメールを多く確認

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×