サイバーソリューションズ株式会社は6月29日、「メール誤送信の実態調査レポート」を発表した。
同レポートは、1月に全国の従業員300名以上の企業の社員1,063名を対象に、企業のメールセキュリティへの取り組みに関するアンケート調査を実施した結果をまとめたもの。
同レポートによると、誤送信メールを送った経験について、「別の人に送った」のは25.9%、「別の情報を送った」のは10.0%であった。
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誤送信メールを受け取った経験については、「別の人宛てのメールが届いた」が31.0%、「別の情報が届いた」のは11.3%であった。
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メール誤送信により「相手からクレームを受けた」のは16.2%、「損害賠償請求された」経験も4.9%あった。同レポートでは、メール誤送信は重大な問題となる可能性があり、リスクを過小評価すべきではないとコメントしている。
「システム上の電子メールの誤送信対策を導入している」企業は71.5%と7割を超える一方で、導入していない企業は28.5%であった。