パーパス株式会社は6月18日、同社のエネルギー事業者管理システム「クラウドAZタワー」シリーズが稼働しているデータセンター内のサーバへの不正アクセスについて発表した。
同社では6月8日に、データセンター内のクラウドAZタワーのシステム障害において不正アクセスを確認し、システム運用管理者が対策を開始したところ、攻撃者が動きを変え、クラウド環境側のサーバ(OSやプログラム、ツール等)の破壊や停止を実行したため、すべてのクラウドサービスの停止を余儀なくされてしまい、パーパスではデータセンターからその旨の連絡を受け、同日午前10時30分にクラウドサービスを停止し、その影響でクラウドAZタワーシステム、マルチ給湯器遠隔監視システム(CRMS)、パーパスコネクトサービスが停止となった。攻撃者はクラウドAZ使用者ユーザーになりすましてシステムに侵入してきたことが判明している。