OSSのノーコード・ローコード開発ツール「プリザンター」にXSSの脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

OSSのノーコード・ローコード開発ツール「プリザンター」にXSSの脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月31日、プリザンターにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月31日、プリザンターにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の石井健太郎氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

プリザンター 1.3.38.1 およびそれ以前のすべてのバージョン
※ Commnunity Edition および Enterprise Edition どちらも本脆弱性の影響を受ける

 株式会社インプリムが提供するプリザンターには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、当該製品にログインした状態のユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。また開発者は、バージョンアップが難しい場合の暫定対策として、バージョン 1.3.X 向けのパッチを公開している。

《ScanNetSecurity》

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