Androidアプリ「Wolt ウォルト:フードデリバリー/出前」に外部サービスのAPIキーがハードコードされている問題 | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

Androidアプリ「Wolt ウォルト:フードデリバリー/出前」に外部サービスのAPIキーがハードコードされている問題

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月13日、Android アプリ「Wolt ウォルト:フードデリバリー/出前」に外部サービスの API キーがハードコードされている問題についてJVNで発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月13日、Android アプリ「Wolt ウォルト:フードデリバリー/出前」に外部サービスの API キーがハードコードされている問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ブロードバンドセキュリティの黒澤尚也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

Android アプリ「Wolt ウォルト:フードデリバリー/出前」バージョン 4.27.2 およびそれ以前

 Woltが提供する Android アプリ「Wolt ウォルト:フードデリバリー/出前」には、外部サービスの API キーがハードコードされている問題が存在し、アプリ内のデータを解析され、外部サービスと連携するための API キーが不正に窃取される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

 なお開発者は、API キーを削除することで本脆弱性を修正したAndroid アプリ「Wolt ウォルト:フードデリバリー/出前」バージョン 4.28.0 を2022年11月にリリースしている。

《ScanNetSecurity》

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