一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会は3月2日、「セキュリティ・ミニキャンプ in 大阪 2023」(3月24日開催)の一般講座のオンライン視聴参加者を募集すると発表した。
セキュリティ・ミニキャンプ in 大阪 2023は、同協議会と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、一般財団法人関西情報センター(KIIS)が主催するセミナーイベント。先輩として活躍している有識者から、セキュリティ分野での仕事の内容や今後の展望、アドバイス等を含めて、ざっくばらんに紹介するイベントとなっている。
開催日時は2023年3月24日(金)13:00~17:00、オンライン開催となる。参加費用は無料、申込締切は2023年3月23日(木)。講演内容は次の通り。
1:開会挨拶 :竹中篤 氏(一般財団法人関西情報センター 常務理事)
2:講演 1:「攻撃者は如何に侵入するのか? クラウド時代に必要なセキュリティ対策とは?」
上野宣 氏(株式会社トライコーダ 代表取締役)
3:講演 2:「インターネットを安全にしたいんだオレたちは! 」
長谷川陽介 氏(株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 取締役CTO /
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 代表理事
4:講演 3:「セキュリティ・キャンプの紹介」
高山尚樹 氏(一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会)
5:施策紹介:「サイバーセキュリティ関連施策・事業等紹介」
近畿経済産業局、近畿総合通信局、KIISなど
6:トーク バトル:「これからの IT 人材のキャリアを考える~
サイバーセキュリティ・プロレス~」
登壇者
上野宣 氏(株式会社トライコーダ)
長谷川陽介 氏(株式会社セキュアスカイ・テクノロジー)
竹迫良範 氏 (高知工業高等専門学校)
佳山こうせつ 氏(富士通株式会社)
松本悦宜 氏(Capy 株式会社)
森田智彦 氏(パナソニック株式会社)
進行:石橋裕基 氏(一般財団法人関西情報センター)
イベントの後半では直接有識者に質問できる場も設けられる。
開催に向けて、登壇者3名に意気込みをうかがった。
上野宣 氏
クラウドサービスの利用増加、テレワークの推進、ITを取り巻く環境は日々変化するため、皆さんが想定している脅威より、現実の脅威の方が複雑でレベルが高いのが昨今のサイバー攻撃の実際です。
本講演ではハッキング手法を使って侵入する「ペネトレーションテスト」の経験から、攻撃者は如何に侵入するのか、そして効果のあるサイバー攻撃対策とは何なのかを語ります。
長谷川陽介 氏
セキュリティに向き合うことは、組織にとっては限られたリソースのなかで失敗の許されない対応を継続的に求められる苦難の道。個々のエンジニアにとっても、次々と現れる新しい技術や環境の変化に合わせてスキルアップが求められる、決して楽とは言えないキャリアです。
このセッションでは、根気がなく飽きっぽい私がなぜ今もセキュリティに向き合い続けているのかを振り返りながら、足りないと言われるセキュリティ人材をより効果的に活かしていくために、私たちにできることを共に考える場にしたいと思います。
石橋裕基 氏
今回のイベントは、ITやセキュリティの仕事について、学生や若手技術者のみなさんが気になることを中心に、いろいろな観点から情報提供することを目的としています。
特に、セキュリティ業界の中でも様々な立場の登壇者が「対立」する構造で、ときに熱く激しく容赦なくディスり合う、いや主張し合う「サイバーセキュリティ・プロレス」は、ぶっちゃけトーク必至であり、見ものです。ぜひご覧ください。元気があれば、何でもできる!