独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月18日、複数の三洋電機製CCTVネットワークカメラにおけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるのはCCTVネットワークカメラの以下のモデル。
VCC-HD5600P ファームウェアバージョン 2.03-06
VDC-HD3300P ファームウェアバージョン 2.03-08および1.02-05
VCC-HD3300 ファームウェアバージョン 2.03-02
VDC-HD3100P ファームウェアバージョン 2.03-00
VCC-HD2100P ファームウェアバージョン 2.03-02
三洋電機株式会社(現パナソニック子会社)が提供する複数のCCTVネットワークカメラにはクロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2022-4621)の脆弱性が存在し、遠隔の第三者によって、当該製品に対するHTTPリクエストを通じて管理者権限でパスワード変更などをされる可能性がある。
本件の発見者であるZero Science Labによって、本脆弱性の検証コードが公開されている。
開発者によると当該製品のサポートは2019年で終了しているため、本脆弱性に対する修正は提供されない。