独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月11日、TP-Link SG105PE における認証回避の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。BPS株式会社 の馬場孝夫氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
TP-Link SG105PE 「TL-SG105PE(UN) 1.0_1.0.0 Build 20221208」 より前のファームウェア
TP-Link SG105PE には、認証回避 (CWE-287) の脆弱性が存在し、想定される影響としては、特定の条件下で管理者になりすまされる可能性があり、その結果、管理者の権限で情報を閲覧されたり設定を変更されたりする可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。