独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月23日、Trend Micro Apex OneおよびTrend Micro Apex One SaaSにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
Trend Micro Apex One 2019
Trend Micro Apex One SaaS
トレンドマイクロ株式会社から、Trend Micro Apex OneおよびTrend Micro Apex One SaaS には複数の脆弱性が存在し、ダメージクリーンアップ機能における権限昇格を伴うファイル削除、ダメージクリーンアップ機能におけるリンク解釈の脆弱性による権限昇格の可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。なお、Trend Micro Apex One SaaSについては、2022年11月のメンテナンス(セキュリティエージェント build 14.0.11840)で修正済みとなっている。