マイクロソフトは12月13日(米国時間)、2022年12月のセキュリティ更新プログラム(月例)について発表した。29のソフトウェアに対し、22の更新プログラム(新規13件、既存の更新8件、新規アドバイザリ1件)を公開している。
新規の脆弱性情報のうち、重要度「緊急」は7件、マイクロソフトでは、「CVE-2022-44698(Windows SmartScreen のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性)」について、すでに脆弱性の悪用が確認されており、更新プログラムの適用を早急に行うよう呼びかけている。
また、2022年11月に更新された「CVE-2022-37967」に対処するためのActive Directory環境のKerberosプロトコルにおける変更の第2フェーズが、予定通り実施される。今回の更新プログラムを適用することで、すべてのデバイスが既定で監査モードとなる。マイクロソフトでは、できるだけ早く強制モードに移行することを推奨している。