株式会社セキュアヴェイルの100%子会社である株式会社LogStareは、12月8日に開催されたオンラインイベント「Microsoft 365もっと活用セミナー ~全国の情シス50人に聞いたMicrosoft 365の『困った』『焦った』を解決します!~」のレポートを公開した。
セミナーでは、実際に顧客の現場で起きたトラブルから明らかになったMicrosoft 365の運用上の見えない問題点やセキュリティリスクについて、その対応策とともに解説された。これらは、セキュアヴェイルグループが監視する1万台以上のセキュリティ機器、1日25億件のログを分析して得られたセキュリティ運用ノウハウをベースとしている。
同グループが独自に全国の情シス50人に聞いた、Microsoft 365の「困った」「焦った」事例は、アクセス権の問題、ユーザーが情報システム部門の想定を超える使い方をしていたケース、退職者のアカウントに関するトラブルの3つに分類されるとした。
Microsoft 365は利便性が高い反面、セキュリティの観点から望ましくない使い方が簡単にできることから、負担が少なく今すぐできる対策として、監査ログによる利用状況の可視化を取り上げた。
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そして、監査ログから情報が得られるか、実際のデータを用いたデモンストレーションが行われ、LogStareが開発するフリーソフト「LogStare Collector」で監査ログの収集と検索が簡単に実現できることも紹介された。同セミナーは、1月からセキュアヴェイルのWebサイトでオンデマンド配信が予定されている。
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