独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月13日、Redmineが提供するオープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア「Redmine」の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ブロードバンドセキュリティの志賀拓馬氏がIPAに報告を行った。
Redmineのすべてのバージョンには、Textile記法による文字列の処理不備に起因するクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性(CVE-2022-44637)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。最新版は「4.2.9」および「5.0.4」。