複数のQualcomm製品に脆弱性、ベンダが対策を公開 | ScanNetSecurity
2024.04.30(火)

複数のQualcomm製品に脆弱性、ベンダが対策を公開

JVN iPediaは、複数のQualcomm製品に存在する複数の脆弱性について情報を公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 JVN iPediaは10月31日、複数のQualcomm製品に存在する複数の脆弱性について情報を公開した。Qualcommも11月1日(現地時間)に「November 2021 Security Bulletin」を公開している。

 公開された脆弱性情報は次の通り。

境界外書き込みに関する脆弱性
CVE-2021-1975:緊急(CVSS v3 による深刻度:9.8)
CVE-2021-1979:重要(CVSS v3 による深刻度:7.8)

境界外読み取りに関する脆弱性
CVE-2021-1981:緊急(CVSS v3 による深刻度:9.1)

整数オーバーフローの脆弱性
CVE-2021-1912:重要(CVSS v3 による深刻度:7.8)

不正な認証に関する脆弱性
CVE-2021-1903:重要(CVSS v3 による深刻度:7.8)

 影響を受けるバージョン、および脆弱性を悪用された際の影響は脆弱性により異なる。悪用された場合は、情報を取得されたり、情報を改ざんされたり、サービス運用妨害(DoS)状態にされたりする可能性がある。

 JVN iPediaは、ベンダより正式な対策が公開されているため、ベンダ情報を参照して適切な対策を実施するよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×