独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月9日、SHIRASAGI におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社STNetの森山響氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
SHIRASAGI v1.0.0 から v1.14.2
SHIRASAGI v1.15.0
SHIRASAGI Project が提供する SHIRASAGI には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、当該製品を使用しているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
当該脆弱性は下記バージョンで修正されており、JVNでは開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。
SHIRASAGI v1.14.3 (v1.14.2 およびそれ以前向け)
SHIRASAGI v1.16.0 (v1.15.0 向け)