フィッシング対策協議会は6月1日、事業者向けの「フィッシング対策ガイドライン」 を改訂し、2022年度版として公開した。
同資料では、Webサイト運営者に向けてフィッシング対策事項を集約、フィッシングを未然に防ぐための予防措置や、フィッシング被害にあった場合の対応をガイドラインとして整理している。
今回の改定では、昨今の動向に合わせた用字、用語を全体的に見直すとともに、フィッシング対策ガイドライン重要5項目について利用者への注意喚起に関する説明を追記している。
また、Web サイト運営者におけるフィッシング詐欺対策について、「要件 2」で送信ドメイン認証「DMARC」(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)の利用とメール視認性向上のための「BIMI」(Brand Indicators for Message Identification)の活用について追記している。