独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月23日、トレンドマイクロ製パスワードマネージャーにおける権限昇格の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
パスワードマネージャー(Windows版)5.0.0.1266 およびそれ以前のバージョン
トレンドマイクロ株式会社のパスワードマネージャーには、当該製品がインストールされたシステムにログイン可能なユーザによって、管理者権限を取得される脆弱性が存在し、任意のコードを実行される可能性がある。
JVNでは、トレンドマイクロ株式会社が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、プログラムアップデートは自動的に配信・適用される。