さくらインターネット株式会社は5月10日、なりすまし・フィッシングメールと偽サイトへの注意喚起を発表した。
同社では、同社Webサイトに酷似した偽サイトのURLが貼り付けられた不審メールを5月6日と5月10日に確認している。
5月6日に確認した不審メールは、「【要返信】会員ご登録情報について(******)」という件名で、契約サービスの利用制限等の文言で偽サイトのURLへのアクセス誘導や住所を確認できる身分証明書のコピーの送付を促す内容が記載されている。
5月10日に確認した不審メールは、「【さくらのクラウド】クレジットカードご確認のお願い」という件名で、クレジットカードの認証に問題が発生したという文言で偽サイトのURLへのアクセスを促す内容が記載されている。
同社から顧客に送信するメールには、多くの場合でメール本文中に「会員ID」と「契約者名」を記載しており、これらの記載がないメールはなりすましやフィッシングメールの可能性がある。
また、同社が提供する会員メニューは、URLが「 https://secure.sakura.ad.jp/auth/login 」で始まる。
同社では、件名や本文に不審点がある場合は、『本文中のリンクへのアクセス』を行わないよう注意を呼びかけている。