東京計器株式会社は4月15日、同社社員を騙った詐欺メール(BEC)への注意喚起を発表した。
同社によると、詐欺メールは過去のメールを引用するもので、送信名が実際に存在する同社社員名を名乗っているが、送信元が同社ドメイン「@tokyo-keiki.co.jp.net」と異なっているという。同社で確認しているのは、同社との取引で利用している銀行への送金ができないため、別の銀行へ送金して欲しいとの依頼内容。
同社ではウイルス対策ソフトでのフルスキャンに加え、JPCERT提供のEmotet感染チェックツール「EmoCheck」で確認を行ったが、感染は確認されなかった。
同社では、同社及び同社社員になりすました不審メールを受信した場合は、削除の上で同社宛に連絡するよう呼びかけている。