独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月3日、pfSense-pkg-WireGuard におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社イエラエセキュリティの渡部裕氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
pfSense-pkg-WireGuard 0.1.5 系 0.1.5_4 より前のバージョン
pfSense-pkg-WireGuard 0.1.6 系 0.1.6_1 より前のバージョン
pfSense が提供するpfSense CE 及び pfSense Plus 用のアドオンパッケージの pfSense-pkg-WireGuard には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在し、pfSense のユーザによって本来閲覧できない公開フォルダ以外のファイルを閲覧される可能性がある。
JVNでは開発者が提供する情報をもとに、アドオンパッケージを最新版へアップデートするよう呼びかけている。