株式会社サイバーディフェンス研究所は2月1日、セキュリティ技術者育成のためのオンライン自学自習プラットフォーム「INFINITY CHAMBER」及び同プラットフォームにおける初めてのChamber(学習コース)「AXIS|サイバーセキュリティ総合」のリリースを発表した。
「INFINITY CHAMBER」は、防衛省・自衛隊や警察などの安全保障や犯罪捜査に関わる組織でのサイバー能力獲得と維持を目的に開発した、完全国産のオンライン自学自習プラットフォーム。学習用のテキストドキュメント、学習用マシン、演習用模擬環境の全てをブラウザ経由で学習でき、いつでもどこからでもペネトレーションテストやフォレンジック調査、サイバー脅威分析などの実用的な知識とテクニックの学習が可能となる。
学習者はブラウザ経由で「INFINITY CHAMBER」のWebサイトにアクセスし、 演習系コンテンツではブラウザからのRDP接続で学習用仮想マシン及び演習用模擬環境に接続し、様々な調査・分析、模擬ホストに対する攻撃手法などを模擬環境を利用し学習できる。
学習者は、自身が必要とする知識と技術に応じて「Chamber」(学習コース)を購入でき、業務に直結する技術と知識を体系的に、自身のペースで学習できる。
第1弾のChamberとなる「AXIS|サイバーセキュリティ総合」は、あらゆるセキュリティエンジニアに有用な知識とテクニックを幅広く体系的に学習することを目的とし、Webアプリケーションハッキング、ネットワークハッキング、インシデントハンドリング、マルウェアの調査、ファストフォレンジック、脅威インテリジェンスを活用した分析を体験しながら学習できる。
本学習コースの対象は、「SOCアナリスト」「インシデントハンドラ」「フォレンジックアナリスト」「脆弱性診断士」「ペネトレーションテスター」などの業務に従事する者や、「防衛省自衛隊のサイバー関係者」「サイバー犯罪捜査担当者」「サイバーテロ対策担当者」「法執行機関の技術職員」「インテリジェンスコミュニティのサイバーセキュリティ担当者」などの職種。