独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月27日、個人用蔵書管理ソフト「私本管理Plus」における相対パストラバーサルの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社サイバーディフェンス研究所の清水祐太郎氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
私本管理Plus Ver9.0.3 およびそれ以前
EKAKIN が提供する私本管理Plus には、相対パストラバーサルの脆弱性が存在し、第三者によって細工された当該製品のバックアップファイルを正規ユーザにインポートさせることで、任意のコードを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。