独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月20日、php_mailform における複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。apple502j 氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
php_mailform Version 1.40 より前のバージョン
エコノシス システム設計事務所が提供する php_mailform には、チェックボックスに関する反射型クロスサイトスクリプティング、添付ファイル名に関する反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、当該製品を使用しているサイトにアクセスしたユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。