株式会社イエラエセキュリティは1月6日、同社オフェンシブセキュリティ部所属のエンジニア西谷完太氏が報告した脆弱性がJVNに公開されたと発表した。
同氏が報告したのは、サイボウズ株式会社が提供するサイボウズ Officeのアドレス帳に関するクロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2021-20627、CVE-2021-20628、CVE-2021-20849)について。
想定される影響としては、脆弱性を悪用された場合、サイボウズ Officeを利用中のWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行させられる可能性がある。JVNは対策バージョンの適用を呼びかけている。