グーグル・クラウド・ジャパン合同会社は10月26日、PwC Japanが作成した医療情報システム向け「Google Cloud」対応セキュリティリファレンスについて発表した。PwC Japan のサイトで公開されている。 本リファレンスは、Google Cloud のサイトで公開されたコントロールマッピングの内容をもとに作成され、総務省・経済産業省制定の「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン」及び厚生労働省制定の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.1版(2021年1月)」に対応している。 本リファレンスには、上記「3省2ガイドライン」の要求事項を満たすための考慮事項や顧客が活用できる Google Cloud のサービスが含まれ、医療機関や医療情報サービスの提供事業者は本リファレンスを参照し、ガイドラインの要求を満たすための運用体制の整備やサービス開発を行うことが可能となる。 グーグル・クラウド・ジャパンでは今後も、医療情報を安心・安全に使用するための環境や情報を提供することで、医療機関や医療情報システムを提供する事業者を継続的に支援するとのこと。